この記事では、YOSHINO固体電池ポータブル電源に使われている固体電池とはなんなのかについて解説していきます。
固体電池とは、簡単に言うと電解質が個体の電池のことです。
固体電池についてもっと詳しく知りたい人は、このまま読み進めてください。
この説明で十分だという人は下のリンクから公式サイトでどんな製品があるか確認してみてください。
固体電池って何?
それでは固体電池がなんなのか説明していきます。
これまでは電池の電解質に、液体が使われていました。
その液体の部分を個体に変えたのが固体電池です。
固体電池は高い電気密度だけでなく、氷点下での動作や高温での保管が可能で、難燃性の特性を持っています。現行のリン酸鉄リチウム電池と比べ、絶対的な安全性を誇ります。
公式サイトより
公式サイトではこのような特性があると記載されていました。
このような特性から私の調べでは、固体電池は液体を用いた電池を上回る性能を持つことに大きな期待が寄せられているようです。
固体電池の2つのデメリットはこれ
- コストが高い
- 出力が上げにくい
製造コストが高く、出力が上げにくいという2つのデメリットがありました。
それでは、2つのデメリットについて解説していきます。
デメリット①:コストが高い
固体電池の製造は従来のリチウムイオン電池と違うので、新たな製造設備の導入が必要です。
これがコストの増加につながり、商品の値段が上がる要因です。
同じ製造ラインでは、仕組みが違うから作れないんですね。
デメリット②:出力が上げにくい
固体の電解質は電極間でリチウムイオンが移動する際の移動抵抗が高くなる特性があります。
そのために電池の出力を上げにくいという欠点があります。
これからの研究で抵抗を低くする方法が見つかれば、さらにいろんなことに使えそうですね。
固体電池にはこんな5つのメリットがあります!
- 寿命が長い
- 形状が自由
- 安全性が高い
- 急速充電が可能
- 環境変化に強い
メリット①:寿命が長い
従来の液体電池では、電解液内をリチウムイオンなどの物質が移動し、その時に生じる副反応で徐々に劣化してしまいます。
しかし、固体電池では、リチウムイオンだけが移動するので、液体電池より劣化しにくく、寿命が長くなります。
YOSHINO固体電池ポータブル電源も4000サイクルほど、繰り返し使えるので、長く使えるのは嬉しいですね。
メリット②:形状が自由
今までの液体電解質は、液が漏れないように頑丈な容器にしないといけなく、形状がほとんど決まっていました。
液漏れして皮膚についたりした場合、科学やけどを起こしてしまうかもしれないからです。
しかし、固体電池は、電解質が固体なので液漏れの心配がなく、構造や形状の自由度が上がりました。
形状が自由に決められると使い道が広がっていいですね。
メリット③:安全性が高い
先程も言いましたが、電解質が固体なので、液漏れがなく、発熱や破裂などのリスクも少ないです。
なので液体電池よりも安全に使うことが出来ます。
使用する側からすれば、どんだけ性能が良くても、危険だったら使えませんもんね。
メリット④:急速充電が可能
電池は充電する時に熱が発生します。
液体電池の場合は熱が上がりすぎないように時間をかけて、充電しなくちゃいけません。
固体電池は、液体電池よりも熱に強いので、液体電池よりも短時間で充電することが出来ます。
充電時間が短くすめば、充電がなくなってしまってもすぐに使えて嬉しいですね。
メリット⑤:環境変化に強い
固体電池は、温度の影響を受けにくい固体の電解質なので、液体電池よりも広い温度帯で使用できます。
YOSHINO固体電池ポータブル電源は−10℃〜60℃の範囲で使うことが出来ます。
これだけの温度帯なら、今まで、使えなかった場所でも使えるようになりますね。
固体電池とは何かについてのまとめ
- 固体電池とは何か
- 新規設備を導入しないといけない
- 安全性が高く、寿命が長い
- 形状の自由度が高い
- 温度変化に強く、急速充電が出来る
今回の記事ではこのような内容をお届けしました。
YOSHINO固体電池ポータブル電源に使われている固体電池について、少しは分かってもらえましたか。
他のポータブル電源では出来なかったことでも、YOSHINO固体電池ポータブル電源なら出来るようになります。
自分にあった商品を探しに公式サイトをご覧なってはいかがでしょう。